造成部門 KIICHIRO KAWAI


河合 貴一郎

学生時代の専攻:商業科
入社年:2014年

できることが増えるにつれて、
やりがいも面白さもどんどん広がる。

入社動機

事務志望だった就職活動。
会社の信頼度が入社動機に。

実は、入社当初は事務職志望だったんです。僕は商業科出身ということもあって、「地元」「事務職」を軸にした就職活動を行っていました。
ですから藤野建設に注目した理由は、業務内容よりも財務状況や社歴といった企業としての信頼の高さだったんです。折しも「リーマンショック」が世界を襲い、“倒産しない会社”という価値観が学生の間でも注目されていた時期でした。
事務仕事というと経理業務を思い浮かべる人が多いと思いますが、建設会社には安全管理書類や作業員名簿、重機の点検簿などを作成したり、作業に必要な申請書や資材の発注、原価計算など、さまざまなデスクワークがあります。入社して最初の4年くらいはこれらの業務を教えてもらいながら、土砂の搬出現場で10トンダンプの搬出業務の現場管理を担当して、だんだんと「土木」という仕事全体への理解を深めていったんです。

現在の仕事

事務業務を皮切りに、
現場仕事も広くこなす。

このように事務職からのスタートでしたが、現場仕事を知らないといろいろと不都合があるもの。少しずつ現場に出ているうちに、オペレーターと事務職の二足のわらじを履くようになりました。今は河川工事の現場で重機作業を行い、現場がオフの日は本社で事務業務を行っています。
当社では、必ずしも全員が僕のように現場仕事も事務仕事もこなしているわけではありませんが、現場管理を担当するためにはそのどちらにも精通している必要があり、先輩でも大きな現場の監督を務めているような方は、みんな同じような道を歩んできています。
ICT施工が増えてきて、現場仕事でもコンピューターに強い人が求められる時代にもなってきましたので、これからは現場もデスクワークもどちらもこなせる人の需要が高まっていくのではないかと思います。

仕事のやりがい

スキルアップに比例して、
できることもやりがいも増える。

この仕事は、何かを覚えるとすぐに仕事の範囲が広がり、自信につながるところが面白いですね。僕自身も最初は事務方として先輩方が働く姿を見るだけでしたが、重機の免許を取ったり工事の資格を取得したりする中で、どんどんできることが増えていき、かつては全く考えたこともなかった造成工事の魅力に気づくことができました。僕が商業科出身と聞いて驚く方もいますが、逆に言えば商業科出身でもそれを感じさせないくらいに成長させてもらったということ。それを支えてくれた先輩方には、いつも感謝しています。

これから目指したいこと

力を合わせて大仕事を為す。
その喜びはいつも新鮮。

これまで大きな現場から小さな現場まで、さまざまな工事を経験してきましたが、やっぱり心に残るのは大規模の工事です。それはなぜかというと、大規模な工事にはたくさんの人、たくさんの事業者が関わるから。腕に自信のある専門職が力を合わせて、1人や1社ではとてもなし得ない大工事を完成させていくのは、何度体験してもダイナミックで感動的です。この業界に少しでも興味があったら、ぜひ会社見学やインターンシップでのぞいてみてください。きっと面白そうだと思っていただけるはずです。